Zoner Photo Studio X
人物写真から風景写真まで写真をさらに良いものにすることができます。写真を使用した製品も大幅に改善され、Apple社に発表された新しいHEIF形式を完全にサポートしています。
より自然なレタッチを可能にする2つの新ツール
現像モジュールには、「滑らかさブラシ」と「ストラクチャークローンスタンプ」という2つの新しいレタッチツールが追加されました。真逆の性質を持つツールですが、一緒に使うことで協力な連携が形成され、数回ストロークで不自然に見えることなく人物写真を滑らかにします。
滑らかさブラシ
- 部分的にレタッチするのに適しています(頬、おでこ、鼻)
- 肌の構造を残しながら、色のグラデーションを平らに(滑らかに)します
- 写真の背景を滑らかにすることにより、被写体を際立たせるのにも役立ちます
ストラクチャークローンスタンプ
- しわを目立たなくしたり、顔にかかっている髪の毛を取り除いたりできます
- 色を変えることなく、不要な構造のみを取り除きます
- 現像モジュールのレタッチブラシの1つです
ソフトウェア内には、偏光フィルターも用意されています
偏光フィルターにお金をかけ、壊してしまうことを心配する必要はありません。この新しい機能により、青い空や風景写真の素晴らしいディテールまでを映し出すことができるようになります偏光フィルターは、現像モジュールの「カラー」セクションと、エディターモジュールの色調補正フィルターから利用できます。
新たなHEIF形式を対応
iPhone で撮った写真をZoner Photo Studio X で開けるだけでなく、他の写真と同様編集したり、保存したりできるようになりました。
HEIF は新しい形式で、サポートも実験的なものですので、写真のバックアップをしっかり取っておくことをお勧めします。
レイヤー
レイヤーとマスクに関して一層力を入れてきました。結果として、時間の節約になる5つの改善が利用できるようになりました。
レイヤーレタッチの改善
レタッチの際に、どのレイヤーのクローンを作成するか選択できます。これにより、既にレタッチされている部分を間違ってクローンのソースとしてしまうという失敗を避けられます。
レイヤーの反転
すべてのレイヤーを反転させることができます。移動と変形ツール(V)から利用できます。
マスクと選択範囲を使用した作業を拡張
選択範囲の追加、削除、切り抜き(共通部分)を簡単に行うことができます。すべて、マスクメニューからワンクリックで行うことができます。
選択範囲の正確なサイズ指定
長方形・楕円形の選択範囲に関しで、正確なサイズや比率を指定できるようになりました。
クイック マスク選択
新たなショートカットキーがいくつか追加されたことで、マスクを使用した選択範囲の調整のための時間が大幅に節約できます。
「Ctrl」+ マスクをクリック:選択範囲として設定
「Ctrl + Shift」+ マスクをクリック:選択範囲に追加
「Ctrl + Alt」+ マスクをクリック:選択範囲から削除
「Ctrl + Shift + Alt」+ マスクをクリック:
共通部分を選択範囲として設定
他の改善点
写真の閲覧がより速く
同じ写真を何度も表示する場合、ZPSが最近開いた写真を5枚まで記憶してくれるので、写真をすぐに見つけることができます。
OneDrive を完全にサポート
Windows Fall Creators Updateでリリースされたオンデマンドファイルの使用に最適化されました。ZPS Xで写真が利用できますが、ディスクの容量の使用量を減らすことができます。
横方向のカレンダー
すべてのカレンダーテンプレートを横長で印刷できるようになりました。
新しい描画線の種類
形や矢印を点線、点線と破線の混合等を追加しました。